20070915〜17 弓ヶ浜合宿

yamatakac2007-09-16

今までスポーツ等やってこなかった自分には
今回の合宿は自分にとって初めての事で、
企画があがった段階から楽しみにしていた。


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東京駅から伊豆急の下田を目指して電車に乗り込み、
揺られること2時間。
そこからさらにバスで40分。
伊豆の南端に近い弓ヶ浜の宿「紺屋荘」へ。

N野先生によると
方位取りを兼ねてこの場所にしたとのこと。
参加した各々に良き影響があったのだろうか?
N野先生の周りでは人の動きがあったようだ。
他の参加者はどうだったのかな?
自分は今のところ良く解らず・・・。

9月の中旬だというのに、
南へ下ったために東京よりも暑い。
生えている植物もどこか南国風味。

合宿中は稽古の間中ずっと汗をかいていた。
汗を吸った道着の匂いは想像以上で、
3日目にはだいぶ嫌な感じに。

宿が管理している道場は、
少しボロかったけれど、床はしっかりしていて、
古い学校の体育館のようだった。

いつもと違った環境での稽古が開始。
メンバーはN野先生とHくん、R菜ちゃん、I橋くん
そして自分の5人。

最初に「魂鎮め」を教わる。
これが結構印象的で、不思議と集中できるようになる。
今でも自宅で自主稽古する際にはやるようにしている。

ひふみ
みふひ
ひふみよいむな
なむいよみふひ
ひふみよいむなやこと
ひとつふたつみっつよっついつつむっつななつやっつここのつとう
丹田
中丹
丹田
とうここのつやっつななつむっついつつよっつみっつふたつひとつ
とこやなむいよひふみ
ひふみよいむな
なむいよみひふ
ひふみ
みふひ

そして丹田法を十通り。
丹田に力を集中させる流れを作り、意識させる。
終わった後は身体が熱くなる。

剣術の稽古はいつもと同じく
剣の動きを体術を通して表現する。
今回の合宿では加えて手裏剣でも同様に
動きを表現した。

色々と考えながら投げてみたが、
自分の中で投げ方が確立できず、
刺さるのは2割がいいとこ。
難しい・・・。

居合いの稽古。
声を出しての合わせ。
最初の頃は恥ずかしさから声を抑え目にしてしまっていたが、
途中から真剣に教えてくれているN野先生に失礼に思い、
声を出すようにしていった。
声の大きさ、発音、力。
今回のことで自分なりの声の出し方が確立できたように思う。

夜、日が沈んでからの稽古。
文章で書かれた型を自分達で読み解いていく。
これが結構難解で、思考を巡らすのだけども想像がつかない。
自分達で出した答えは正解の6割といったところ?

続いて居合い。
カーテンを閉め、電灯を消して目を閉じる。
辺りは都会の喧騒と違って静かで、虫の声が響くのみ。
その中で抜いていく。
集中力が増して、感覚が研ぎ澄まされる。


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二日目

朝5時に起床して、
弓ヶ浜へ朝日を拝みに行く。
肝心の朝日は残念ながら雲に隠れていたが、
早朝の海岸は気持ちが良かった。

N野先生から日拝の作法を教わる。
太陽の力を身体に取り込むように。

朝食の後から稽古開始。
昨日と同じく丹田法から。

午後になって、N山さんが駆けつけた。
事前連絡もなかったのでみんなビックリ。
何かと意表を付く人だ。

座りの居合いを十本目まで。
一本目しか教わっていなかったので
これは新鮮だった。
四本目以降は何をやっているかよく解らず・・・。

締めは自分のペースでの連続五本抜き。
気合を入れて一本目の向覃中刀を五回。
終わった後は大汗だった。

夕食後、急遽夜稽古をやることになったが、
すっかり体力を使い果たし、
自分は参加できなかった。


三日目

朝は雨だったので、日拝には行かず。
でもN野先生だけが出かけていった。

最終日はお昼ごろまで稽古をして終了。
その後、片付け。

3日連続の稽古と暑さで
すっかり参ってしまっていた。
疲れた身体に多少の達成感。

H氏はバイクで帰っていった。
合宿の後でバイクで5時間以上かけて帰る体力は
俺にはないなぁ。
もっと体力と耐久力が欲しい。

帰り道に下田の駅前で寿司をたっぷりと。
N野先生にご馳走になりました。
ありがとうございます。

電車の中ではI橋氏と話した後、
急激な眠気に襲われて撃沈。

品川近辺まで記憶がありません・・・。


総括

3日間、いつもと違った環境での稽古。
時間も気にせずみっちりと。
9月中旬にも関わらず暑い日が続いて
体力、精神力共に辛い場面もあったけど、
得るものはありました。
先生や先輩方の本気に少し触れられた気がします。
これからも続けて行きたいと思える
いい合宿でした。

またの機会によろしくお願いします。


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