平成二十二年度 心形刀流関東稽古会風心会 縁武会

十二月二十五日
毎年恒例の縁武会が開催されました。


演武者は朝九時に集合して
会場周辺の神社へ参拝。


開始は午後二時からなので、
それまでの時間に最後の打ち合わせと会場の設営。


長崎県平戸市在住のM野尾先生から
心形刀流本尊摩利支天の写しが届き上座に祀る。
会場が一層引き締まった気がしました。
M野尾先生、ありがとうございます。


N野先生の開きの居合を持って「場」を作り、
演武会の開始。


前半の自分の演目は亀山伝組太刀六本。
打ちを勤めて頂くのはN山氏。
のハズだったのだけど…。


N山氏は寝居合の最中に膝を痛めて転倒。
それ以降の演武出場は無理と判断。
代わりをN野先生が勤めることになり
自分の組太刀の相手がN野先生に急遽変更。
一気にレベルが引き上げられて合わせるので精一杯に(^_^;。
一本目は慣れるのに費やして残り五本を必死に合わせました。
身体が動いてくれて良かった。


後半の演目は居合
それぞれが自分で演目を決めて課題に取り組みます。
自分はひたすらに前に抜く向譚中刀メドレー。
一番好きな型である向譚中刀に対する今時点での気付きを
全て出し切るのが目標でした。


居合六本
亀山伝向譚中刀
亀山伝向譚中刀 詰一
亀山伝向譚中刀 詰二
平戸伝向譚中刀
亀山伝前肩井刀
亀山伝向譚中刀 詰三


表→表詰→表詰→別伝→裏→総合


演武会終了後の宴会で
「ヤマタカくんの居合の構成は良かった」
とお褒めの言葉を頂いたのはホントに嬉しかったです。
夜な夜な一人稽古していた甲斐がありました。


H氏とN野先生の締めの居合で場を閉じて、縁武会は終了。
ハプニングはあったけれど、
大事に至らず綺麗に終わることができました。


終了後は毎年恒例大忘年会。
泡盛祭りで大騒ぎして風心会の今年の活動を終えました。


N先生、先輩方、
また来年もご指導よろしくお願いいたします。