朝涼忌

心形刀流の剣客 伊庭八郎の法要
朝涼忌が今年も開催された。

伊庭八郎は八代宗家伊庭軍兵衛秀業常同子の息子で、
幕末に遊撃隊として官軍と戦い、
箱根では片腕を切り落とされても奮戦。
その後は北海道の五稜郭榎本武揚土方歳三らと共に戦い、
二十六歳という若さで戦死した。


江戸下谷御徒町の伊庭道場では伊庭の小天狗と称され、
美男子で評判だったそうである。


自分の周りでは余り知名度は高くないのだけど、
池波正太郎が伊庭八郎を自身の小説に登場させているので、
時代小説好きの人は知っているかもしれない。


毎年行われるこの法要では、
心形刀流宗家である代々の伊庭家の方々の墓前で
演武を行っている。


今年も風心会で演武を行うことになり、
演目は居合、組太刀、二刀。
そして関口流から居合と練法。


自分は二刀の型を演じることになった。
前日はH氏と特訓。
その甲斐あって昨年末の演武会の時よりは動けていたと思う。

(左が自分)
しかし反省点もまだまだ多い。
宗家の方々はどう思われただろうか(^_^;。


法要、演武披露と無事に終わり、
その後はお寺の中で有志による懇親会。


持ちよったお酒に加えて
住職秘蔵の一升瓶が差し出され、
話題も弾んで散々に酔っ払いました。
久々に記憶が飛んだ(笑。


前後不覚になり迷惑をかけた方々、
すいませんでした。