平成十八年演武会感想

11月の後半から入会した稽古会。
目にするもの、耳にするもの、全てが初めてで
心地よい刺激になっていた。


一回一回、何をするにもに緊張してしまい、
教えてもらったこともなかなか実行できず...。
そんな初心者丸出しの状態で
HさんとKさんに「ヤマタカさんは演武会何やるの?」、と。
最初は冗談だろうと思っていたのだけど、
どうやら本気の様子...。


その時までに教えてもらったのは
亀山の型の3本目まで。
それくらいなら自分でもできるだろうと思い、
演武会に向けて練習。


ところがやればやるほど奥が深く、難しく...。
何度も何度も指導され、言い聞かされても
身体がついていかない。


一応は型の流れで動けるようになったけれども、
外から見たときにどんな感じなのやら...といった感じ。



演武会が近づいて来るにつれ、
稽古会のみんなも真剣に段取りを考え始め、
意見を求める声も多くなってきた。


自分はなるべく初心者でしか言えないような
観客視点の意見を述べるようにしていた。
少しは役に立てただろうか。


演武会当日。
事前の打ち合わせや会場作り。
開演の時間が迫るにつれ、緊張感も高まる。


今までまったくスポーツ等してこなかったので
こういう場での緊張も初めてのこと。
緊張して思考停止してるところに
Eさんの息子さんがやってきて、
少し遊んでるうちに緊張が解ける。


厳かな雰囲気の中、演武会が進行。
自分の出番まではあっという間。


あれだけ教えてもらった事も
実際の本番では全然発揮できず、
型の順番通りにこなしていくだけで精一杯。


後でみんなが撮ってくれた写真や
Eさんが送ってくれたビデオを見て、
自分の動きがとても頼りなく見えた。
もっと自信を持って動けるように精進していきたい。


演武会では見所がたくさんあった。
N先生やSさんの動き。
見たことのない型や居合いの動き。
伊勢原稽古会の方々の型など。
自分自身は参加者でもあり見学者でもあった感じだ。


その後の飲み会、カラオケでは
稽古会の人達の今まで見えなかった一面が見えて
とっても楽しかった。
またあんな風にワイワイと飲みたいものだ。


今回の自分の反省点を述べる。


M好先生も言われていた事だが
・木刀を真剣と同様に扱う
・型稽古の時には声をだす


それからこれは今回を通じての自分の課題
・人前で緊張しない
・人の動きを見て何が起きているのか想像できるようになる
・動きやバランス等、自分の身体を理解する


次回も出るならば、この辺りを気をつけて
稽古して行きたいと思う。


先生方、先輩方、
これからもご指導よろしくお願いします。