刀礼

初めて刀礼を習った。
きちんとした手順は難しく厳か。
道具を扱うにも礼儀作法があって、
それはたまに人を扱うよりも丁寧に思える。
自分を高める道具に対する意識。
古き事から学べることは
まだまだたくさんありそうだ。

亀山伝組太刀をS沢氏に教える。
まだまだ初心者なれど、
人に指導することで
見落としていた箇所も見える。
教えた人が間違って憶えないよう、
自分も精進していかないといけない。


受身
前回り受身
立て膝からの受身
右重心に移行、左を浮かせて
そこに潜り込むようにする
どの場合も回転を小さく
開始した位置から前に出ないように

刀の振り下ろし
刀の重さを利用してそのまま降ろす。
左手は引き、右手は乗せ。
刀の動きを邪魔しないように
身体が移動していく。

亀山伝組太刀一本目
鶴一足の重心移動。
一本目が右重心。
二本目が左重心。
仕太刀の五本目を意識。
相手の刀が止まるように附ける。
打太刀の五本目。
軌道が大きくなりすぎるので注意。

八双からの打ち
左半身を崩し、刀を沈ませ突き込むように。
右手、左手の片手打ちで変化を付ける。
左の片手打ちが上手くいかない。

陽勇剣?
左小手を切る流れで変化を付け、
右小手を狙う。
下から切り上げても良い。


居合い

刀礼
北に向かう。
立ちで刀を正面に持って一礼。
右手を添えて左腰に寄せ、ゆっくりと座る。
刃を自分に向けて、小柄が左、柄が右。
左の小柄からゆっくりと置いて、
ぶれない様に右の柄を置く。
背筋を伸ばして正座。
左手から付いて、順に右手、一礼。
指先が刀に付くくらいの近さ。
置いたのと逆の手順で刀を持つ。
刀帯に差し込む。

居合いにて心形刀流を体現
心を合わせる
形を合わせる
刀を合わせる
流を合わせる


型の制限をより限定していく

座付からの抜き
右足を開く事で刀が寄る。
右肩と左腰の斜めの線と刀が合うように。
鯉口を切って、身体を開くように抜く。

居合い型?
座付の状態から開始。
頭の正面に右足が来る様に。
身体を前傾させ左手を刀に添える。
小柄が地面に付くまで前傾。
膝を抱きかかえるように右手を添えて
鯉口を切る。
右足の小指に重心がかかるように
ゆっくりと立ち上がり抜き。
その際小柄は地面から離さない。
鞘引きをしっかりと。
左手は鞘を持ったまま。
小柄を地面から離し、
左手とバランスを取りながら上げて行く。
左手の鞘をしっかりと腰にしまって、
右足方向に回剣。
振り下ろした刀を右腰に寄せる。
左手で鞘を取り、刀に寄せる。
その際左足も前へ。
左足を引き、立て膝へ。
右足を大きく開き、納刀の準備。
左手を動かし納刀。
元の姿勢へ戻る。

斜剣
いつもの様に立ったまま練習。
その後、座付、座りで練習。
より自由度を狭めていくことで、
本来の動きを理解する。


八咫烏 余談
よく黒い鴉のような鳥として表現されているが
実は金色。
太陽を背にしているから黒く見えているのだとか。
三本足は創造・調和・破壊を表している。