朝涼忌

幕末に遊撃隊隊長として活躍した伊庭八郎の法要
「朝涼忌」が中野区にある貞源寺で催された。
今年は第四回目。


雨男であった伊庭八郎が雨を呼ぶのか
前日夜からずっと降りっぱなし。
それでも雨の中を十人以上の人が来てくれてた。


参加は三回目であるにも関わらず、
伊庭八郎の事は池波正太郎の幕末遊撃隊で読んだだけなので
今回は秋山香乃の文庫を読んで感情移入。
とても面白く読ませて頂いた。
お陰で伊庭八郎や八代秀業、九代秀俊が身近に感じられ、
法要にも力が入った。


風心会に三十分の枠をもらったので、
例年よりも多くの人が演武を披露。
居合、組太刀、小太刀に二刀と
まるでプチ演武会のよう。


自分は小太刀の型を六本。
稽古はしているけれど演武するのは初めて。
今まで小太刀の型には苦手意識が働いていたのだけれど、
今回宗家の墓前で演武する機会を頂き、
それに向けて稽古したお陰で吹っ切れた気がしている。


反省点としては集中力が足りなかった。
元々はアガリ症の性質なので
こういう演武をするときは過度に緊張せず、
いつも通りにするように心がけていたのだけれど
行きすぎて緊張がない代わりに集中もない状態になってしまった。
打太刀I井氏の初太刀に反応できず、
右手が腫れる結果に(^_^;。
起こりを掴むこと
反応速度を上げること
まだまだ課題は多い。


ひと通り終わった後は懇親会、
そして有志数名で二次会へ。
やっぱり終電間近まで飲んだくれて
翌日は二日酔いの有様だった(笑。