一大事の内容

ヤマタカです。
二回前の稽古日記にて変な書き方をしてしまい、
余計に心配かけました。
すいませんでした。


心配してくれた方々、
ありがとうございました。


ようやく事態が落ち着いてきたので
一応の報告を。


十一月の七日深夜に
母親がくも膜下出血で倒れました。


命が危ないと言われていましたが、
救急車で運び込まれた先の当直医師が脳外科医だったことで
なんとか一命を取り留めました。


父親も外出していて家にいなかったのですが、
自分の嫁が見つけてくれたため救急車の手配が早かったのも
助かった一因です。ありがとう。


翌日の始発電車で地元に帰り、
ベッドで動かない母を見てショックを受けました。
横でうなだれる父を見て、
自分が支えないといけないと頭が切り替わり、
冷静になれました。
この辺りは日ごろの稽古のお蔭かと思います。
鍛えてくれたN野先生に感謝。


医師の説明の後に十一時間に及ぶ手術。
母はなんとか乗り切ってくれました。


しかし術後の説明の内容は暗いもので、
あと2週間生きれないかもしれない。
運よく生き延びても植物人間状態だろうと言われ、
家族の動揺は激しく、妹など倒れる寸前でした。


病室の母の横で泣く父を弟が叱りつけました。
「絶対に治るんだから泣くな!
 治るもんも治らん!帰って寝ろ!」
と。


担当医から
「やることはやった、あとは祈るだけだ」
とドラマや漫画で聞いたような台詞を言われました。


それからは家族交代で母についていました。


術後の母は左半身麻痺、両足も動かず、
当然言葉も話せませんでした。
頭には圧を抜くためのチューブが差し込まれ、
両手は縛った状態。


術後一日目
・左手やや回復
・左足やや回復


術後二日目
・目が開いて言葉を少し話す


術後三日目
・自分の名前が言える


術後四日目
・息子(ヤマタカ)の名前が言える


術後七日目
・縛り付けている手を解こうと力みすぎて血圧上昇
 計器を鳴らしすぎて外される


術後九日目
・動きすぎて寝相が悪くなってきたw


術後十五日目(本日)
・もう大丈夫だろうと頭のチューブを抜かれ、
 事実上の助かった宣言。


なんと医者も驚く回復力で復活し、
両手両足に言葉まで戻りました。
意識はまだ朦朧としてますが、
自分の状況はなんとなく解っている様子。


どの程度の後遺症が残るかはまだ解りませんが、
リハビリすれば日常生活はできるかも?


ホントに驚きの回復でした。


見舞いに来てくれた母のお兄さんが
「うちの一族はしぶといから大丈夫だ」
とニヤリと笑い励ましてくれましたが、
ホントにその通りになるとは、、。


何はともあれ命が助かって良かった。
これから先のことはどうなるか解りませんが、
家族力を合わせて乗り切っていきます。