一対一

N野先生と一対一で稽古。
前半は講義。
心形刀流の話や変遷など。
後半は基本稽古と体術。
いつも以上に丁寧に教えてもらった。
たまにはこういうのもいい。


心=心・芯信真神
形=体・業系
刀=物・統道

当流の名称は流儀名にあらず
心/形/刀の三つのバランスが重要。

心とは自身の精神
欲、妬、妄などを断ち切り
本心に帰る事を目的とする

明鏡止水
波打つ水に真実は写らない、止まった水のような心を持つ

大死一番
死の覚悟があれば迷いはなくなる

心こそ心まよわす心なれ心に心心ゆるすな
(柳生新陰流道歌 柳生但馬守宗矩)
自身の心こそが心を迷わす原因である
自身の心にこそ心を許すな

雷心
相手に向かっていく心

風心
相手を迎え入れる心


何もない状態

平心
何事にも動じない心
無の一段上

昔の人は一つの事象から
様々な事を読み取ろうとしてきた。
言葉、音、方位、字、名、形、色、日、数
それぞれの意味、因果を読み取る。

木火土金水
地水火風
天人地
神=火水(かみ)

492
357
816

右回りは安定
左回りは変化


剣の上げ下げ

上段からの振り下ろし。
身体の中を通すように。
剣の邪魔にならぬように。


回剣

刀を返す時に切っ先を下に落とし過ぎぬように。
正座をしたまま回剣し、切っ先が地面につかぬように。
左手を腹に引き込む。
剣を持たぬように。
肘を伸ばす。

右回剣の場合
左手で右手を掬い上げるように。
少し右半身?

袋撓での打ち合い
回剣しながら打ち合う。
止まらぬように。


体術 小手返し

相手と自分の身体を繋げ、
その先にあるものを崩す。
肘を引き、相手の身体と繋げる。
指先を相手に絡めるように意識する。