研ぐということ

稽古終了後は包丁研ぎ講座。
各自包丁を持ち寄って自分で研いでみる。


自宅で使っている包丁は
買ってから一度も研いでおらず
何年も使い込んだ後の切れ味は酷いものだった。


それを説明を聞きながら
砥石で研いでいく。


包丁に手を添えて砥石の上を滑らせる。
削れた金属、砥石が研ぎ汁となって浮かび上がる。


添えた手に研げている感覚がある。
微妙な角度の違いも感じることができる。


人間の手は繊細だ。
HONDA創業者の本田宗一郎氏は
1/1000mmの違いも手で感じることができたという。
それには遠く及ばないが、
こういう手に感覚の残る仕事は割りと好きだ。
黙々と研いでいく。






















研ぎ上がってくると反対の面に「刃の返し」が現れる。
全ての面に返しがでたら反対の面を砥石に当てて、
返しを綺麗に取って仕上げ研ぎ。


研ぎ上がった刃を光に当てると
綺麗に一本の筋が走る。


試しに紙を斬ってみると
気持ちの良い手応えと綺麗な切り口。
ダメ包丁が蘇った瞬間だった。
これならトマトも潰れずに切れるだろう。
なっかなかの満足感。
これで料理も捗ることでしょう←主に嫁が(笑。













この感覚を忘れないうちに
実家の包丁も研いでやるとしますかね。


●剣術
○礼法
○亀山伝組太刀一本目
#鶴一足の大事
*ようやく切り返しの感じが掴めてきた
○亀山伝組太刀ニ本目
*受けは後傾
○亀山伝組太刀三本目
○亀山伝組太刀四本目
○亀山伝組太刀五本目
#捲撃刀は刀に体を矩せる
#陽見刀は身体ごと沈める
*力でやるのではない
○亀山伝組太刀六本目
○受け
#上下左右前後
#止めた時に弾ませない
○廻剣
#頭の位置に注意
○八相
#剣が右からでないように
*左手の落ちを使う?
○柄取
#相手に取らせた時にはポジション取りしている
#手でやらない


●居合
○亀山伝向譚中刀
#前後のラインを意識
#寄せは左に
*左半身の寄せを使って刀を前に出す
○平戸伝向譚中刀
#右腰を左後方向へ寄せて抜く
*廻剣時に左手を鞘に付ける感じ